藤田宜永

藤田宜永

藤田宜永,1950年生於褔井縣,曾入讀早稻田大學文學部但中途退學,1973年到了法國巴黎居住並於法國航空任職,同時從事翻譯法文偵探小說工作,直到1980年回國,1986年以《野望的迷宮》出道後,曾多次發表以法國為舞台的冒險小說,1995年以《鋼鐵騎士》同時獲得第四十八屆日本推理作家協會賞及第十三屆日本冒險小說協會黃金鷲大賞,同年還以《從巴黎來的遺言》獲第十四回日本冒險小說協會最優秀短篇賞。之後,藤田宜永以《樹下相思》開拓了戀愛小說新境界,1999年又以創作《求愛》獲得第六屆島清戀愛文學賞。

藤田宜永更於2001年以《愛的領域》一書獲得第125屆直木賞。而他的夫人,著名小說作家小池真理子也在五年前就獲得了直木賞。成為日本歷史上第一對同獲直木賞的名作家夫婦。

基本介紹

  • 中文名:藤田宜永
  • 國籍:日本
  • 出生地:褔井縣
  • 出生日期:1950年
  • 代表作品:《鋼鐵騎士》
人物生平,所獲榮譽,主要作品,

人物生平

1950年生於褔井縣,曾入讀早稻田大學文學部但中途退學,1973年到了法國巴黎居住並於法國航空任職,同時從事翻譯法文偵探小說工作,直到1980年回國,1986年以《野望的迷宮》出道後,曾多次發表以法國為舞台的冒險小說,1995年以《鋼鐵騎士》同時獲得第四十八屆日本推理作家協會賞及第十三屆日本冒險小說協會黃金鷲大賞,同年還以《從巴黎來的遺言》獲第十四回日本冒險小說協會最優秀短篇賞。之後,藤田宜永以《樹下相思》開拓了戀愛小說新境界,1999年又以創作《求愛》獲得第六屆島清戀愛文學賞。
藤田宜永更於2001年以《愛的領域》一書獲得第125屆直木賞。而他的夫人,著名小說作家小池真理子也在五年前就獲得了直木賞。成為日本歷史上第一對同獲直木賞的名作家夫婦。
藤田宜永的其他著作還有《艷紅》、《壁畫修復匠》、《奇妙的果實殺人事件》、《不需要理由》、《俘虜》、《邪戀》、《女人》、《亂調》、《戀愛事情》等等一百多部小說作品。除此之外,還有《戰勝愛情123——輝煌女人們的戀愛秘訣》之類的對談集。

所獲榮譽

鋼鐵騎士》獲第48回日本推理作家協會賞,《來自巴黎的遺言》獲日本冒險小說協會最優秀短篇賞。其後以《樹下之思》開拓戀愛小說新境界,又以《求愛》獲第6回島清戀愛文學賞,《愛的領域》獲第125回直木獎。

主要作品

私立探偵・鈴切信吾シリーズ[編集]
  • 野望のラビリンス(1986年10月カドカワ・ノベルズ/ 1995年12月角川文庫)
  • 標的の向こう側(1987年4月 カドカワ・ノベルズ / 1996年10月 角川文庫)
探偵・的矢健太郎シリーズ[編集]
  • モダン東京物語(1988年1月集英社文庫/ 1996年8月朝日新聞社『美しき屍』に改題 / 2001年12月國小館文庫)
  • モダン東京小夜曲(1988年6月 集英社文庫 / 1996年9月 朝日新聞社 『哀しき偶然』に改題 / 2002年1月 國小館文庫)
  • 墮ちたイカロス(1989年4月 集英社文庫 / 1996年10月 朝日新聞社 / 2002年3月 國小館文庫)
  • 蒼ざめた街(1996年7月 朝日新聞社 / 2000年11月 國小館文庫)
探偵・竹花シリーズ[編集]
  • 探偵 竹花とボディ・ピアスの少女(1992年12月雙葉社/ 1996年4月光文社文庫『探偵 竹花ボディ・ピアスの少女』に改題)
  • 探偵 竹花 失蹤調査(1994年4月光文社/ 1998年7月 光文社文庫 / 2012年2月ハルキ文庫)
  • 探偵 竹花 再會の街(2012年2月角川春樹事務所)
  • 探偵 竹花 孤獨の絆(2013年2月文藝春秋
  • 探偵 竹花 潛入調査(2013年10月 光文社)
私立探偵・相良治郎シリーズ[編集]
  • 理由はいらない(1996年5月 新潮社 / 1999年8月 新潮文庫)
  • 動機は問わない(1996年12月徳間書店/ 2000年3月徳間文庫)
  • 瞑れ、優しき獣たち(1987年5月C・novels/ 1991年4月中公文庫/ 1998年10月 徳間文庫)
  • タイホされたし度胸なし(1988年12月講談社ノベルス/ 2002年7月 光文社文庫)
  • ダブル・スチール(1988年8月 角川文庫 / 1995年7月 光文社文庫)
  • 怨霊症候群(1988年9月 C・novels / 2001年8月 光文社文庫 『呪いの鈴殺人事件』に改題)
  • 男らしさを鞄につめて(1990年5月中央公論社)
  • 還らざるサハラ(1990年1月講談社/ 1993年8月講談社文庫/ 2001年2月 徳間文庫)
  • 奇妙な果実殺人事件(1990年1月 新潮文庫 / 2006年8月雙葉文庫)
  • 蜃気樓を追う男(1990年9月 雙葉社 / 1993年10月 雙葉文庫 / 1999年6月 光文社文庫)
  • 収録作品:「タクシー・ボーイ」「暗闇の楽園」「蜃気樓を追う男」「歪んだ星屑」「デカダンな舊友」「ガルシアの女」
明日なんて知らない ノーノーボーイ'69(1991年10月 雙葉社 / 1996年11月 光文社文庫 『遠い殺人者』に改題)
過去を殺せ(1990年11月角川書店/ 1993年6月 角川文庫 / 2003年7月 徳間文庫)
地獄までドリブル(1992年3月 天山出版 / 1994年12月 光文社文庫)
パリを掘り返せ(1992年9月 徳間書店 / 1995年8月 徳間文庫)
野薔薇の殺人者 深夜のコンビニ事件簿(1993年10月廣済堂出版/ 1997年7月 光文社文庫)
さもなくば友を(1994年9月 集英社 / 1997年7月 集英社文庫)
鋼鉄の騎士(1994年11月 新潮社 / 1998年2月 新潮文庫 上下巻)
巴里からの遺言(1995年10月 文藝春秋 / 1998年12月文春文庫)
じっとこのまま(1995年3月 中央公論社 / 1998年7月 文春文庫)
  • 収録作品:「雪模様」「メロン」「じっとこのまま」「悲しみもすぎれば」「ゆく秋」「男だけのクリスマス」
深夜の少年(1996年7月河出書房新社)
樹下の想い(1997年3月 講談社 / 2000年7月 講談社文庫)
鼓動を盜む女(1997年5月 集英社 / 2000年5月 集英社文庫)
  • 収録作品:「鼓動を盜む女」「ダリの潛水服」「サザンカの記憶」「指のない男」「グローブを磨く少年」「特殊治療」「忘れもの」「絕望の人」「皆が待っている」「別荘での楽しみ」
求愛(1998年5月 文藝春秋 / 2001年10月 文春文庫)
ぬくもり(1998年11月 文藝春秋 / 2002年5月 文春文庫)
  • 収録作品:「風鈴の女」「二十歳のコンドーム」「ぬくもり」「命日の戀」「天からの贈り物」
金色の雨(1999年6月幻冬舎)
はなかげ(1999年9月 集英社 / 2001年10月 集英社文庫)
  • 収録作品:「放春花」「ホワイト・クリスマス」「妖精」「クレマチスの女」「ご馳走様でしたぁ」「藤色の季節」「時の流れに」
壁畫修復師(1999年7月 新潮社 / 2001年10月 新潮文庫 / 2009年2月 講談社文庫)
  • 収録作品:「五十年目のカルバドス」「水に流して」「生と死のコラール」「白い河」「タニアの城」
転々(1999年4月 雙葉社 / 2002年6月 雙葉文庫 / 2005年9月 新潮文庫)
  • 2007年11月、オダギリジョー主演で映畫化
虜(2000年4月 新潮社 / 2002年5月 新潮文庫)
艶めき(2000年7月 講談社 / 2003年7月 講談社文庫)
  • 収録作品:「善冶の戀」「指輪」「うどん」「扇子の秋」「ちぎる」「古木の梅」「女の支度」
艶紅(ひかりべに)(2000年9月 文藝春秋 / 2003年9月 文春文庫)
異端の夏(2001年3月 講談社 / 2004年3月 講談社文庫)
  • 2004年11月、テレビ東京「女と愛とミステリー」で渡辺謙主演でドラマ化
邪戀(2001年11月毎日新聞社/ 2004年11月 新潮文庫)
愛の領分(2001年5月 文藝春秋 / 2004年6月 文春文庫)
女が殺意を抱くとき(2002年9月 徳間書店 / 2006年4月 徳間文庫)
  • 収録作品:「耳の中に響く聲」「スイートルームの目撃者」「ビニール傘は歓喜の印」「割れたレンズ」「先入観念」「業界用語にご用心」「若者の常識」「雪の降る街」「曇りのち快晴」「開かずの窓」「ホッチキス事件」「過剰防衛」「暗い生け垣」「料理上手な男」「萎れたバラ」「雪がもたらした予感」「逃げ出した獣醫」「盜聴癖のある女」「歯は口ほどに物を言う」「心までレンタル」「ウォーキング・ツアー」「時間厳守の女」「無言の目撃者」「アラン・ドロンの美聲」「美人秘書の嫉妬」「穴の開いたスプーン」「文才が仇となる」「背表紙は語る」「ジェラシー」「死を招いたファックス」「モン・プチ・シアン」「料理人は名探偵」「1メートル60センチのアリバイ」「季節はずれの雷鳴」「臭わないキッチン」「疑惑の文字"H"」
流砂(2002年3月 講談社 / 2005年3月 講談社文庫)
女(2003年2月 新潮社 / 2006年3月 新潮文庫)
愛さずにはいられない(2003年5月 集英社 / 2007年10月 集英社文庫)
キッドナップ(2003年8月 講談社 / 2006年12月 講談社文庫 『子宮の記憶 ここにあなたがいる』に改題)
戀しい女(2004年8月 新潮社 / 2007年5月 新潮文庫 上下巻、『周刊新潮』連載の「セカンド ヴァージン」を改題)
左腕の貓(2004年1月 文藝春秋 / 2007年1月 文春文庫)
  • 収録作品:「老貓の冬」「永遠の貓」「蠻勇の貓」「葬式の貓」「貓の幕引き」「左腕の貓」
密事(2004年1月中央公論新社/ 2006年2月 中公文庫 上下巻)
探偵は黒服(2005年10月 角川書店 / 2008年10月 角川文庫 『さかしま』に改題)
幸福を売る男(2005年4月 角川書店 / 2008年3月 角川文庫 『セカンドライフ』に改題)
亂調(2005年6月 講談社 / 2008年6月 講談社文庫)
戀愛事情(2006年3月 文藝春秋 / 2009年4月 文春文庫)
  • 収録作品:「土鍋」「封を切る」「修羅の狹間」「殘像」「不在の女」「赤心」
前夜のものがたり(2006年7月 講談社 / 2009年7月 講談社文庫)
  • 収録作品:「雨の前夜」「風俗の前夜」「修復の前夜」「蟹の前夜」「蘭の前夜」「三角関系の前夜」「背中の前夜」「キャッチボールの前夜」
リミックス(2006年10月 集英社 / 2010年10月 徳間文庫)
戦力外通告(2007年5月 講談社)
いつかは戀を(2007年10月 講談社 / 2010年11月 講談社文庫)
喜の行列 悲の行列(2008年7月 毎日新聞社 / 2011年12月 講談社文庫)
  • 2009年10月、NHK総合・金曜ドラマ枠にて『行列48時間』のタイトルで國村隼主演で連続ドラマ化
たまゆらの愛(2009年5月 光文社 / 2012年4月 光文社文庫)
燃ゆる樹影(2009年8月 角川書店 / 2012年9月 角川文庫)
敗者復活(2009年11月 徳間書店 / 2012年11月 徳間文庫)
空が割れる(2010年4月 集英社 / 2014年2月 集英社文庫)
  • 収録作品:「逆上がりの空」「小さくて不思議な空」「聲優の空」「畫用紙の中の空」「鈴の響く空」「空が割れる」「サンタの空」
老猿(2010年6月 講談社 / 2013年6月 講談社文庫) -書き下ろし100冊
還暦探偵(2010年10月 講談社 / 2013年11月 新潮文庫 『通夜の情事』に改題)
夢で逢いましょう(2011年2月 國小館)
愛ある追跡(2011年6月 文藝春秋 / 2014年1月 文春文庫)
和解せず(2012年4月 光文社)
ライフ・アンド・デス(2012年11月 角川書店)
風屋敷の告白(2013年5月 新潮社)
銀座千と一の物語(2014年1月 文藝春秋
女系の総督(2014年5月 講談社)
血!(「リュッターヴィルの蒼い月」収録、1985年5月 徳間文庫)
愛!(「疵のあるペンダント」収録、1990年4月 徳間文庫)
奈落(「特殊治療」収録、1995年8月 集英社文庫)
夢を撃つ男(「窓ガラス越しのマドンナ」収録、1995年11月 コスミックインターナショナル)
二十四粒の寶石(「白球」収録、1995年12月 講談社 / 1998年11月 講談社文庫)
犯行現場にもう一度(「生きた證拠」収録、1997年10月 講談社文庫)
仮面のレクイエム(「少女は踴らない」収録、1998年6月 光文社文庫)
最新「珠玉推理」大全(「一億円の幸福」収録、1998年8月カッパ・ノベルス/ 2001年5月 光文社文庫 『幻惑のラビリンス』に改題)
殺ったのは誰だ?!(「選ばれた人」収録、1999年11月 講談社)
海外トラベル・ミステリー(「タクシー・ボーイ」収録、2000年4月三笠書房)
殺人者(「命日の戀」収録、(2000年11月 講談社文庫)
偽りの愛(「じっとこのまま」収録、2001年11月 リブリオ出版)
銀座24の物語(「銀座の貓」収録、2001年8月 文藝春秋 / 2004年12月 文春文庫)
自選ショート・ミステリー(「コルシカの愛」収録、2001年6月 講談社文庫)
男たちの長い旅(「デカダンな舊友」収録、2004年1月トクマ・ノベルス/ 2006年1月 徳間文庫)
甘やかな祝祭(「左腕の貓」収録、2004年9月 光文社文庫)
ときめき(「天からの贈り物」収録、2005年1月 廣済堂出版)
空を飛ぶ戀(「じんじん」収録、2006年6月 新潮文庫)
ヴィンテージ・シックス(「腕枕」収録、2006年6月 講談社)
Colors(「黃色い冬」収録、2008年4月 集英社)
ラブ・ソングの記號學(歌謠曲論、初めての著書、1985年8月 角川文庫)
夢色ふたり暮らし 熱い戀の醒めたディアローグ(小池真理子対談、1985年11月 新時代社)
夫婦公論(エッセイ、小池真理子共著、1995年7月 毎日新聞社 / 1997年4月 幻冬舎文庫 / 2000年4月 集英社文庫)
戀の魔法をかけられたら(江國香織・柴門ふみ他との戀愛対談、2003年8月 角川春樹事務所 / 2005年5月 ハルキ文庫)
愛に勝つ1・2・3 輝く女性たちに聞いた戀のひみつ・愛のかたち(三田佳子・阿川佐和子などとの対談集、2005年2月 集英社)
戀愛不全時代の処方箋(2006年11月阪急コミュニケーションズ)
危険なささやき(1983年10月J・P・マンシェット著ハヤカワ・ミステリ文庫)
サンジェルマン殺人狂騒曲 パリ・ミステリーガイド(1984年5月レオ・マレ(英語版、フランス語版)著中公文庫)
ウサギ料理は殺しの味(1985年5月、ピエール・シニアック(英語版、フランス語版)著 中公文庫 / 2009年12月 創元推理文庫【復刊】)

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